杉並区で初めての女性区長となった岸本聡子さん。
オランダに移住しシンクタンクで働いていたとのことですが、どんな学校で学んできたのでしょうか?
大学卒業後はアルバイトで給料が少なかったという噂も。
岸本聡子さんの学歴や経歴について調べてみました。
岸本聡子は日本大学出身で経歴もスゴい!
東京都大田区に生まれた岸本聡子さん。
中学・高校時代は神奈川県横浜市で過ごし、神奈川県立川和高校に通っていました。
高校時代に開催された「地球サミット」で環境問題に関心をもった岸本聡子さんは、日本大学文理学部社会学科に進学。
日本大学文理学部社会学科の偏差値は「64〜66」と言われており、岸本聡子さんはとても優秀だったのですね。
社会学とは「人と人、人と社会、社会と社会の関わりを研究する学問」で、環境問題を学びたい岸本聡子さんにはピッタリだったのでしょう。
大学卒業後は、国際青年環境NGO「A SEED JAPAN」の活動に参加。
「A SEED JAPAN」とは?
1991年10月に設立された日本の国際青年環境NGO。
(Action for Solidarity, Equality, Environment and Development、略称:ASJ青年による環境と開発と協力と平等のための国際行動)
ASJの専従スタッフとして環境問題に取り組み、世界へと目を向けるようになります。
1997年の地球温暖化防止京都会議の際には、NGOとして全国キャンペーンを行い、翌年にはヨーロッパのイベントに参加。
温暖化による被害を次世代に残さないよう、精力的に活動を続けていました。
岸本聡子は手取り6万の給料だったって本当!?
大学卒業後、「A SEED JAPAN」の専従スタッフとして働き始めた岸本聡子さんですが、給料は手取り6万円だったそう。
「手取り6万円の給料で、アルバイトしながらのサバイバルでしたが、楽しかったですね」
引用:ふぇみん
給料が6万円では生活していけないため、アルバイトもしていたそうですが、自分のやりたいことをやっている充実感があったのでしょう。
1998年に参加したヨーロッパのイベントでは、結婚相手となるデンマーク人男性・オリビエさんとの出会いも。
遠距離のつきあいだったが、想定外に妊娠し、焦った。子どもを育てる準備なんて全然ないし、中絶か…。ところが母の「産むこと考えなさい。私が助けるから」の一言で心が溶けた。「パートナーのことを聞く前にこの言葉ですよ。母は人間として、生活者としてすごくセンスがいいんです」。彼も「父親になる」と喜んだ。
引用:ふぇみん
オリビエさんも活動家だったため、岸本聡子さんと話が合ったのでしょう。
2001年に長男を出産すると、オリビエさんの活動拠点であるオランダ・アムステルダムに移住。
2003年には、国際政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所(TNI)」に就職し、研究員として世界の自治体や教育機関、市民団体とともに活動。
2007年に自宅アパートで次男を出産し、2008年からはベルギーに移住。
2人の息子の子育てをしながら、環境問題に取り組んでいました。
#杉並区長選挙
— Kiyo46 (@KiyoFortySix) June 20, 2022
1 岸本 さとこ 76,743 当
2 田中 良 76,556 pic.twitter.com/y5FwUCAuQm
岸本聡子さんの働きぶりはとても優秀だったようで、杉並区の選挙への出馬も職場は応援してくれたそう。
職場はさすがの進歩的なシンクタンク。私の仕事上の信頼や人間関係ももちろん大きいが、選挙運動中、労働時間をフルタイムから週2に減らすことをお願いしたら、トップは「それはあなたの権利だから。」と快く承認してくれた。上司も含めてすべての同僚が「SATOKOが今までやってきた運動や政策を実際の地方政治の現場で実践するのは、すごいエキサイティング。できるだけの支援をする」と言ってくれた。
引用:岸本聡子Note
国際的に活躍してきた岸本聡子さんが、杉並区をどのように変えてくれるか、楽しみですね。
まとめ
岸本聡子さんの学歴や経歴について調べてきました。
- 日本大学文理学部社会学科を卒業
- ASJの専従スタッフとして働くも給料は手取り6万円
- デンマーク人男性と結婚しオランダに移住
学生時代から環境問題に取り組んでいた岸本聡子さん。
杉並区長としての活躍が楽しみですね。