日本の男子フィギュアスケート界で、次世代エースの呼び声高い鍵山優真さん。
コーチは父・正和さんですが、車椅子姿を見かけるのが気になります。
何か病気で、後遺症などがあるのでしょうか。
鍵山優真さんの父・正和さんはどうして車椅子なのか調べてみました。
鍵山優真の父が車椅子なのは脳出血が原因!
鍵山優真さんの父・正和さんは、43歳のとき、脳出血を発症。
それが原因で、車椅子椅子生活となりました。
「鍵山選手が中学3年生だった’18年に試練が訪れました。正和さんが脳出血のために入院してしまったのです」
引用:女性自身
2018年6月、ジュニアグランプリシリーズ派遣選考会で鍵山優真さんが演技をしている最中に、脳出血に倒れた父・正和さん。
優真さんは当時14歳で、お父さんが倒れたことを知ると、とてもショックを受けたそうです。
しかも、優真さんは正和さんと二人で暮らす父子家庭だったため、不安も大きかったでしょう。
それでも、「自分が頑張ればお父さんの病気も良くなるはず」と信じ、練習に励んだそうです。
一部では、正和さんの病気は「脳梗塞では?」と噂されましたが、二つの病気が似ていることから、勘違いされたようです。
- 脳出血:脳の細い血管が裂けて(切れて)、脳の組織の中に直接出血すること
- 脳梗塞:脳の血管が突然つまって血流が途絶え、脳の細胞が死んでしまう病気
脳出血も脳梗塞も「脳卒中」の1種ですが、血管が閉塞するのが脳梗塞です。
脳出血の場合は、出血した血液が血腫となって固まり、直接脳の細胞を破壊したり、周囲の脳を圧迫したりして、その部分の脳の働きを傷害するため、後遺症が残る可能性もあります。
脳出血は高血圧や動脈硬化が原因と言われており、正和さんももしかすると体の不調があったのかもしれませんね。
◆鍵山優真の『父子家庭』について詳しくはこちら!
鍵山優真の父の発症時期や後遺症など病状まとめ
鍵山優真さんは、2018年6月23日に脳出血を発症。
緊急入院となり、一命をとりとめましたが、左半身に麻痺が残りました。
- 左手足を使うのが困難
- 顔面麻痺
脳出血の発症から半年後にはコーチとしてリンクに戻ってきたものの、左手を固く握るなど、脳出血の後遺症が見られますね。
その鍵山正和さんは体調不良だったとのことだが杖をついていらした。左手を固く握っていたことも気になる。脳梗塞だろうか?
— エアロバイクメ~ン (@aerobikeman) December 22, 2019
左半身に麻痺が残っているため、短い距離なら杖をついて歩けるのですが、長い距離になると以前のように歩くのは困難なため、車椅子移動をすることに。
装具付きの靴を履かれていることからも、後遺症とともに生活されていることがわかります。
また、スムーズに会話できる正和さんですが、ときどき口をぎゅっと結んだような表情をされることがあり、顔面麻痺が残っている可能性もあります。
父・正和さんが脳出血を発症するまでは、生活も練習も父親に頼りっきりだったという優真さん。
「家事もお父さんがすべて担当しており、朝練のときもお父さんに起こしてもらっていたそうです。しかし鍵山選手が中学3年生だった’18年に試練が訪れました。正和さんが脳出血のために入院してしまったのです」
それまで練習も父の言うとおりにこなしていればよかった鍵山選手も変わらざるをえなかった。
「お父さんに指導してもらったことを思い出しながら、自分で練習メニューも考えて滑るようになったそうです。練習中の動画を病床のお父さんに送って、アドバイスをしてもらう日々が続きました」
引用:女性自身
「僕が頑張れば、お父さんの病気も治りますよね」と信じ、自分にできることを積み重ねて成長してきました。
半年後に退院した正和さんは、たくましくなった息子の姿に驚いたそうです。
これを機に、優真さんはメキメキとスケートが上達したとのこと。
大きな試練を乗り越えて、『二人三脚』でトップスケーターの道を歩まれているのですね。
まとめ
鍵山優真さんの父・正和さんが車椅子生活である原因について調べてきました。
- 鍵山正和さんは2018年に脳出血を発症
- 左半身麻痺という後遺症が残った
- 短距離は杖歩行・長距離は車椅子移動に
父の才能を受け継ぎながら、さらに進化していく鍵山優真さんの活躍に期待したいですね!