大阪府堺市で母親と3歳の娘が殺害された事件で、ブラジル国籍の夫・バルボサ容疑者に逮捕状が出されました。
しかし、バルボサ容疑者はすでにブラジルに向けて出国したそうで、どこにいるのでしょうか？
ブラジルに入国すると、逮捕できないという説も。
バルボサ容疑者の行方について調べてみました。
バルボサ容疑者はいつ出国してブラジルのどこにいる？
大阪府堺市のマンションで、荒牧愛美さんと娘・リリィちゃんが亡くなって事件で、ブラジル国籍の夫・バルボサ容疑者が指名手配されました。
大阪・堺市のマンションで、3歳の女の子と29歳の母親の遺体が見つかった事件で、31日午後、警察が、母親の夫について殺人の容疑で逮捕状を取り、指名手配した。
公開手配されたのは、ブラジル国籍のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者（33）。
引用：FNNプライムオンライン
事件は2022年8月22日に発覚しましたが、バルボサ容疑者はすでにブラジルに出国していたそうです。
バルボサ容疑者は、遺体が発見される２日前の２２日、職場へ「自転車で転倒して骨折し２週間休む」と連絡してから行方が分からなくなっていました。
一方、現場の状況などから、バルボサ容疑者が２人を殺害した疑いが強まり、２２日夜に成田空港からブラジルへ出国したことが分かったということです。
引用：ytv
8月22日夜にブラジルに出国したということから、現在はブラジルで逃亡を続けていると考えられます。
一刻も早く捕まってほしいですね。
バルボサ容疑者を逮捕できないって本当！？
警察は、バルボサ容疑者を国際手配して捜査にあたっています。
しかし、ブラジルには「犯罪人引き渡し禁止規定」があるため、ネットでは「バルボサ容疑者を逮捕できないのでは？」と心配する声が続出。
現行1988年ブラジル憲法の第5条LIは、「いかなるブラジル人も引き渡しを受けることはない」と定め、判例・学説でも、これを引き渡しの絶対的禁止と位置付けている。絶対的禁止というのは、出生によるブラジル人であれば、犯罪の種類を問うこともなく、例外なく引き渡しを被らないということである。
引用：会報『ブラジル特報』
ブラジルに逃げ込まれたら、死刑制度のある我が国には、例え居場所がわかっていても送還されない。
ブラジルに逃げられちゃったんだから逮捕は難しいんじゃないの？
ブラジルはまだ犯罪者引渡し条約が締結されていませんよね？それだといくら居場所が分かっても、何年もかかった上に、引き渡されない可能性もあります。
バルボサ容疑者の“逃げ得”になった場合、「被害者二人が可哀想すぎる」という声も。
母娘の無念を晴らせるよう、しっかりと捜査してもらいたいですね。
まとめ
バルボサ容疑者の行方について調べてきました。
- 8月22日夜にブラジルに出国
- 現在も逃亡中で行方は不明
- ブラジルから引き渡してもらえない可能性も
一刻も早く逮捕されることを望みます。