岸田内閣で首相秘書官を務めていた荒井勝喜氏。
岸田首相のスポークスマン的な存在でしたが、どんな経歴の持ち主なのでしょうか?
あの名門高校を卒業し、市役所の職員だったという噂も。
荒井勝喜氏の学歴・経歴について調べてみました。
荒井勝喜は高卒で元市役所職員!
荒井勝喜氏は、横浜市立南高校の出身です。
偏差値は「69〜71」と言われる超難関進学校で、荒井勝喜氏が優秀だったことが伺えます。
南高校は東京大学や早慶上智など一流大学へ進学する生徒が多いですが、荒井勝喜氏は卒業後、横浜市役所に就職しました。
大学に進学しなかった理由は明らかになっていませんが、公立高校出身ということもあり、経済的な事情もあったのかもしれません。
荒井勝喜が早稲田大に進学した理由がヤバい!?
横浜市役所に勤務していた荒井勝喜氏は、上司のひと言から大学進学を決意します。
荒井さんは、横浜市南区出身の55歳。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。横浜市役所職員時代に上司から「ここは君がいる所ではない」と言われて発奮し、経産省キャリア官僚に転じました。
何らかの事情で大学進学を断念した荒井勝喜氏ですが、やはりその優秀ぶりは際立つものがあったのでしょう。
その才能を見抜いた上司が進学を勧めたことから、早稲田大学政経学部に進学。
早稲田大学政経学部は偏差値「76」と言われる難関学部で、働きながら受験勉強するのは大変だったでしょう。
大学には奨学金を利用して通っていたそうで、高卒で横浜市役所職員になったのは、やはり経済的な事情が大きかったのかもしれません。
荒井勝喜の学歴・経歴まとめ
早稲田大学を卒業後の1991年、荒井勝喜氏は通商産業省に入省。
1994年からはアメリカのペンシルバニア大学に留学するなど、エリート街道を歩くことになります。
1991年に旧通産省に入省した後は、米ペンシルバニア大学ウォートン・ビジネススクールへの留学も経験しています。ここは、いまやハーバードビジネススクールよりも評価が高いと言われている名門です。
本省に戻ってしばらく経ってニューヨークのJETRO(日本貿易振興機構)の産業調査員になっていますが、このキャリアも経産省ではエリートコースの代名詞です。
引用:Smart FLASH
- 1996年 通商産業省大臣官房広報課企画班長
- 1997年 通商産業省通商政策局経済協力部技術協力課総括班長
- 1999年 資源エネルギー庁石油部開発課長補佐
- 2001年 公正取引委員会事務総局経済取引局調整課長補佐
- 2003年 経済産業省経済産業政策局産業人材政策室長補佐
- 2003年 経済産業省通商政策局経済連携交渉推進室長補佐
- 2005年 経済産業省経済産業政策局産業組織課長補佐
- 2006年 経済産業省製造産業局参事官補佐
- 2007年 経済産業省大臣官房会計課長補佐
- 2008年 内閣官房消費者行政一元化準備室企画官
- 2008年 経済産業省経済産業政策局政策企画官
- 2009年 独立行政法人日本貿易振興機構ニューヨーク・センター産業調査員
- 2012年 経済産業省商務情報政策局情報通信機器課長
- 2014年 経済産業省大臣官房参事官兼政策審議室長
- 2015年 経済産業省商務情報政策局情報政策課長
- 2016年 経済産業省大臣官房総務課長
- 2019年 経済産業省大臣官房政策立案総括審議官
- 2020年 経済産業省大臣官房総括審議官(併)経済産業省大臣官房公文書監理官
- 2021年 経済産業省商務情報政策局長
- 2021年10月 内閣総理大臣秘書官
高卒の地方公務員から奨学金で進学した苦労人ですが、入省後は順調に出世していった荒井勝喜氏。
早稲田大学卒の初めての経産次官となり、岸田首相の秘書官になってからもその有能ぶりは評判でした。
「苦労しているし、フットワークや喋りもいいし、それで文章も書けるから、そりゃ官邸サイドからすると、ありがたい秘書官でしょうね」
引用:Smart FLASH
岸田首相のスピーチライターも務めていますが、国連総会での英語演説も好評を博したと言われています。
まとめ
荒井勝喜氏の学歴や経歴について調べてきました。
- 横浜市立南高校卒業後、横浜市役所職員に
- 上司の勧めで早稲田大学に進学
- 通商産業省入省後はエリート街道を歩んだ
荒井勝喜氏は自らの努力と優秀さで、エリート官僚まで登り詰めたようです。